アフィリエイト
ネットでカネを得ようと考えた人間なら誰でもアフィリエイトのことは知っているだろう。
自分のブログなどに企業広告や宣伝を貼りつけて紹介料を得るサイドビジネスなわけだが、このアフィリエイターの急増がスパムの増加とあいまってネットの世界を堕落させてしまっている。
本来、アフィリエイターは商品を自分で買って試して、本当に良いものを他人に勧めるぐらいの努力と情熱が必要で、それであれば存在意義があるだろう。しかし、無制限の自由競争でいくらでも競争相手が増殖する環境では、そんなのんびりしたやり方は許されない。
彼らの手法はサイトの量産やブラックSEOでしかないから、社会にとって何のメリットももたらさない。彼らがやっているのはいかに人や検索エンジンを騙し、紹介料をくすねるかということ。
中にはそのようなやり方で並以上の収入を上げる人間がいたことも確かだろう。
しかし、今、彼らはそのようなやり方を他人に教えながら授業料をとって生活するスタイルに切り替えつつある。もはや同じことをやっても儲かるわけないのだが、これからもアフィリエイトの世界に引き込まれていく若者は絶えることがないだろう。
そういうわけで、残念ながらこれからネットの世界は荒れ続けるばかりだ。
そこは誰もが自由に競争できる資本主義社会の理想のモデルのはずだが、
結果は乞食と詐欺師とゴミだらけの社会だ。
この仮想現実の世界の荒廃がリアルの世界の荒廃に拍車をかけることになるだろう。